ベネワンのJTBベネフィット買収について
まず白石社長の野望はこちら
150億で福利厚生業界3位JTBベネフィットを買収+JTB本体と事業提携になったのですが、私としてはベネワンにとっては超お買い得案件だったと思います。
でもJTBにとっても苦しい今を凌ぐための150億に加えて、もうそこまで来てるアフターコロナでスタートダッシュする為の両者WINWINな良M&Aに思えます。
JTBベネフィットの年間利益が3億ぐらいでしたが、これからJTBがベネワンと本格的に事業提携して単純計算1500万人になるベネステ会員からJTBに送り込まれてくる顧客が落とす利益は3億どころじゃ無くなってくるはず。
まず直接的には、規模が大きくなって利益率が跳ね上がり、特にJTBベネフィットの利益3億はすぐに10億程度に改善すると予想しますが、、、それ以上に会員数が本当に正義。1500万人は暴力的すぎます。しかもそのほとんどが企業に勤めている経済力がある生きた会員。(1000万人+500万人になるかは分かりませんが)
2週間ぐらい前にリベロっていう不動産関連のIPO銘柄の大株主第3位にベネワンの名前あるの某掲示板で知りましたが、昨日早速ベネワンに「福利厚生社宅」という名前のサービスが登場してました。
YouTubeで見つけた時は8時間で視聴数8回でした。もう少し見てあげてください。という願いを込めてここに貼り付け、、、ベネワンひっそりすぎ。
会員数がここまで巨大になると、有望な企業の株式を買って事業提携して、ベネステ内に格好良い名前のサービス(福利厚生社宅がネーミングセンス良いとは言っていません)をサクッと作って、顧客を提携先にパスしていくだけで一つの事業が完成してしまいます。事業内容によって仲介料を無料から設定出来て提携企業は大量の顧客を獲得して売り上げ大幅増で急成長。ベネワンは提携先の株式持ってるのでどんどんマネーが集まってくる。現在最強クラスのビジネスモデルじゃないでしょか。
この時点でも凄いですが、 GAFAMのビジネスモデルは古いと豪語する白石社長の目標はもっと高みにあります。日本という閉じた市場で日本国民全員を総会員化させてしまえば、海外の類似企業が後から入ってくる余地は無くなり日本一丁上がりなんだそうです。
企業理念がサービス流通の「創造」と掲げてるように、しくみを作り出してその元締めをする企業の成長は本当に凄まじいですね。
ベネワンは中期経営計画で3年後利益2倍を掲げていますが、自分の中で今回のM&Aで達成確率は非常に高くなったと考えています。というか2倍で収まるんだろうか。
この銘柄の買い推奨しているわけではございません
必ず購入時は自己分析していただけますようお願いいたします