65歳まで絶対に退場せずに株式続けるブログ

一応日本株式市場で20年間ふわっと生存中 このブログを誰かが見てくれて投資家人口が1人でも増えるといいな。

信用口座は作ったほうがお得な面もあります

前回は利益確定の記事を書く中でつなぎ売りに触れましたので今回は信用口座について書いてみたいと思います。

sugarless104.hatenablog.com

 

親がそれなりに投資家してまして、35年前ぐらいからキーエンス持ってたり、エムスリーで80バガーぐらい行ってたりで、投資に関しては尊敬していて今の自分があるのは親が投資家だったのが大きかったと思います。

 

20年前ぐらいに、株始めるからとりあえずサミー買うわーと伝えた所、ひとつだけアドバイス「信用だけはするなよ」との事でした。以来20年間そのアドバイスだけは守ってレバレッジを掛けた信用買いや、単体での信用売りは一切行っておりません。

 

先日も書きましたが、突っ込んでいる金額が大きければ大きいほど、下押しへの耐性が下がって売らされやすくなり、トータルでの損益期待値%は下がる傾向になると考えています。(1銘柄に対する投資元本を10倍にしても評価損益期待値はプラス側には10倍にならない、負け側にはキッチリ10倍) 

信用3倍レバや信用2階建4倍レバになると勝率は著しく下がってしまうと思います。売らされるとリバウンドを取れないばかりか、信用全力だと再投資もままなりません。

sugarless104.hatenablog.com

 

また信用売りも単体では非効率。買い方ですと企業が成長する限り何倍にも大化けする可能性がありますが、売り方は倒産してくれてやっと1倍の利益。信用買いの失敗は家まで信用売りの失敗は命まで・・・という格言がありますが、これは本当です。

 

それでも信用口座は作っておくべきです。(この銘柄は絶対上がる、信用全力で行くべき!とか欲に負けちゃう人は作らない方が良いかもw)

 

【証券会社によっては現物購入手数料を削減できる】

楽天証券のいちにち信用で信用買で銘柄購入し、その日のうちに現引すると手数料を削減できます。その日のうちにポジを解消するか現引しないと、強制決済になり逆にコスト増えるので注意しましょう。

 

つなぎ売りが出来る】

買い方は、企業の成長や経済の成長に乗っかっての株価上昇に投資するので、売りは負ける確率がトータルでは高いので非効率的ですが、暴落局面や高確率で下落すると予想出来る場面はあります。そういう時にいちいち現物を売却していると含み益に応じて税金を取られます。そこで現物は売らずに含み益を維持しつつ、信用売りで下落リスクをヘッジします。私は含み益とキャッシュはほぼ等価な物と考えています。わざわざ税金とられるより含み益状態で維持しつつ、税金分も投資出来ると考えると馬鹿にならない差になりますよね。

 

この2点が信用口座を作ると有利になるポイントかと思います。自分の欲をコントロールして信用口座を上手に活用しましょう。